阿久根市長:広報誌で「市議代えて」 市議が不信任案提出

毎日新聞 2009年1月23日 15時00分(最終更新 1月23日 15時00分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090123k0000e040090000c.html

 「辞めさせたい市議」アンケートで物議をかもした鹿児島県阿久根市竹原信一市長が、市の広報誌で次期市議選を巡り「議員刷新を」と、反市長派議員の落選呼び掛けともとれる記述をしていることが分かった。一連の市長の言動に対し、市議4人が23日、不信任決議案を京田道弘議長に提出した。臨時市議会が2月上旬にも招集される。同市の議員定数は16で欠員1。12人の賛成で可決される見通しで、その場合、竹原市長は議会を解散する構えだ。

 「広報あくね」1月号で竹原市長は「市政改革と議会の刷新をします」のタイトルで新春のあいさつを書いている。昨年9月の就任以降の市政運営を振り返り「市政改革に対して、12名議員の妨害があります」と、反対派市議を批判。さらに「議員には、年間400万円あまりもの報酬に見合うような働きは認められない。この際、議員の刷新が必要」などと主張。12月予定の市議選に触れ「(議員)日当制と定数削減に向けた議員刷新へのご協力を」と呼び掛けた。

 これに対し、岩崎健二市議は「税金を使った市広報で選挙運動をしている」と批判。別の市議も「市広報の私物化」と話している。

 一方、竹原市長は「議会を刷新しないと市政改革につながらない」と主張。「ありきたりのあいさつでは税金をかけて広報を出す意味がない。肝心なところに触れない方が(市民への)背任だ」と述べている。

とうとう出されました。

議会中継をみたりしたのですが、私的には議員の資質に疑問を持っています。(阿久根市に限らないことでしょうが・・・)

不信任は市長の望むところなのでしょうが、議会刷新のための下地が充分できているのか他地にいる身としては現状が分からないので心配です。