議員定数4減提案へ 阿久根市長 議会不信任決議に“先手”

西日本新聞 2009年1月26日 00:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/73335

 鹿児島県阿久根市竹原信一市長は25日、市内であった市民懇談会で、近く臨時市議会を招集し、議員定数を現在の16から4減らし12にする条例改正案を提案することを明らかにした。臨時会は反市長派市議が提出した竹原市長の不信任決議案を審議する臨時会の前に、別途招集する。

 竹原市長は昨年9月の市長就任直後、議員定数を10削減して6とする改正案を提案したが、市議会は「民意が十分反映できなくなる」などとして全会一致で否決した。今回、不信任案が可決された場合、竹原市長は市議会の解散を明言しており「出直し市議選は定数12で行いたい。6という数字には固執していない。議員数は多いという市民の考えを議員が感じ取れば、可決の可能性もある」と話した。

 不信任案を審議する臨時会の日程は、28日の議会運営委員会で決まる予定。不信任案は反市長派市議12人が全員賛成すれば可決される見通し。竹原市長は出直し市議選を前に、「定数削減案反対イコール反改革」の印象を植え付ける狙いがあるとみられる。

=2009/01/26付 西日本新聞朝刊=

 昨日も阿久根市議会の12月定例会の録画を見ましたが、その中で「阿久根市を変える」ことについて「それは市民を変えることです」といっているのを見ました。
 まさにそのとおりだと思います。今のような議員を選んだのは市民です。市民の意識が変わらなければ議員も変わらないのです。